ソロキャンプを始めたら憧れる人も多いはず、今回の「そとあそび」のテーマは『ハンモック泊』です。
YouTubeで某有名芸人キャンパーさん達がブッシュクラフトスタイルのキャンプでハンモック泊をしているのを見て、自分もチャレンジしたいな~と思ってました。
そんな訳でソロキャンプで実際にやってみたハンモック泊の感想などをまとめてます。
ハンモック泊だとテントを張らないから荷物も少なくなるかと思ってましたが、準備を進めてみると必要なギアがソコソコありました。
月川荘キャンプ場
まずは前提としてハンモック泊をするためには、ハンモックを吊るす2本の木が必要となり、必然的に林間のキャンプ場を探すことになります。
ネットでキャンプ場を調べていると埼玉県の嵐山渓にある『ソロキャンプの聖地』とも呼ばれているらしい埼玉県にある「月川荘キャンプ場」を発見しました。
月川荘キャンプ場ですが、テント泊(今回はハンモック泊ですが)は予約不要とのことだったので、場所の確保のため当日は10時のチェックイン前に到着できるよう早めに出発しました。
自宅から車で2時間ほど、関越自動車道の東松山インターチェンジで降りてから下道を約20分ほど(約6Km)走ると到着できます。
高速を降りてからの下道も走りやすく、途中にスーパーやコンビニもあってホームセンターやドラッグストアまで揃っており、食材など現地に到着してから購入できるのはありがたいです。
キャンプ場に近づくにつれ市街地からのどかな風景になり、桜が咲いている土手を途中に眺めながら県道173号を走っていると入口の看板が見えてきました。
道173号を右折して、林の中の道を抜けると月川荘キャンプ場に到着です。
月川荘キャンプ場の紹介
月川荘キャンプ場ですが、テント泊はフリーサイトなので予約不要(逆に予約できません)となります。
また、チェックインは10時からなので、場所取りの関係から早めに行くことをお勧めします。
ちなみにチェックアウトも10時なので、少し早起きして撤収する必要があります。
受付がある建物の先は渓谷で槻川が流れており、バンガローが見えました。
管理人の方に伺ったら、槻川では釣りや川遊びもできるようです。
余談ですがロケーションが良いので特撮ヒーローの撮影などにも良く使われているらしく、管理棟内には芸能人のサインが飾ってあります。
月川荘キャンプ場の利用料金(1泊)※税込
・入場料:300円(小学生以上1名 ※小学生未満は無料)
・駐車場利用料:700円(普通車)
・持ち込みテント料:880円
合計で1,880円と格安です!
月川荘キャンプ場の所在地
所在地:埼玉県比企郡嵐山町鎌形2604
公式サイト:月川荘キャンプ場
月川荘キャンプ場での設営
今回はオートキャンプサイトでハンモック泊の設営をします。
※ハンモック泊に失敗しても車中泊に切り替えられるかな~って最悪の場合を想定。
平日のためか、まだ誰もいなかったので、ハンモックを設営するのにベストな場所をゆっくり探すことができました。
ハンモックを張る木と木の間は5mくらいがベストのようで、歩幅で図りました。
※自分の場合は、10歩くらいです。
太い2本の木がちょど良い間隔になっているベストポジションを見つけたので、本日のキャンプ地とします。
設営の様子については以下動画でご確認ください。
月川荘キャンプ場で設営したハンモックやタープなど
今回のハンモック泊に向け、定番であるDDハンモック社のフロントラインハンモックを購入しました。
念のため、寒さ対策として同社のアンダーブランケットをセットしています。
初めてハンモックに寝転がりましたが、何とも言えない心地よさです♪
タープも同じDDハンモック社のタープ(3.5 x 3.5m)で、Aフレームで設営して寝るときにフルクローズするため、このサイズにしました。
設営にあたって購入して良かったギアでが、Maxboost(マックスブースト) のハンモックストラップとDDハンモック社のウーピースリング、同社のハンモックスリーブになります。
ハンモックストラップは、木に巻きつけた本体のループにカラビナでハンモックを掛けるだけで設営できます。
また、ウーピースリングはDDハンモックに付属している紐と付け替えると設置が楽になるアイテムです。
ハンモックスリープは、DDハンモック専用の単なる筒状のスリーブですが、設営・撤収がとてもスピーディになります。
あとは、ハンモックストラップとハンモックを接続するカラビナですが、耐荷重をチェックしておかないと寝ているときにカラビナが壊れ、ハンモックが落ちて怪我をする恐れがあります。
100円ショップで売っているカラビナは使わず、きちんと確認して購入するよう注意してください!
仕上げでタープを跳ね上げてオープンにしたポールですが、タープ用ポール6節ワンセットを使いました。
今回は2mくらいの高さにしてみましたが、組む本数で長さが変えられるから便利です。
最後に重要なのが寝袋です。
4月になったとはいえ朝晩は冷え込みますので、念のため-18度まで対応するマミー型をチョイスしました。
月川荘キャンプ場でのキャンプ飯
月川荘キャンプ場に到着したのが午前中の10時前だったので、昼飯がまだでした。
キャンプの飯といったらカレーでしょ!ってことで、レトルトですが大好きなキーマカレーの準備を始めます。
メスティンの自動炊飯は一緒にレトルトカレーを温められるから、楽で良いですね~♪
昼食後、焚き火台を準備して、火起こしも完了です。
すでにビールを4缶空けてしまっている点は、ご容赦ください。。。
焚き火台で牛タンを焼きながら、ビールを飲みつつ、ゆっくり時間が過ぎていきました。
※ちなみに牛タンはメスティンのフタで焼いています。
その後、夕飯にモツ鍋を作り、更に酒がすすんでしまったのは、ココだけの話です。。。
ちなみに使用した焚き火台は、安定のピコグリル398です。
ピコグリル398について興味がある方は、以下の記事にキャンプで使った感想など書いてますので、ご確認ください。
月川荘キャンプ場で使ったクッカー類
クッカー:
カレーのご飯を炊いたときに使ったMiliCampのメスティンですが、すでに廃盤となっているようで改良版が販売されているみたいです。
新しいMiliCamp キャンプ用メスティンは、溝と目盛りが付いたみたいですね。
モツ鍋を作ったときに使ったクッカーは、Bush Craft(ブッシュクラフト) キャンティーンです。
一人鍋に丁度よい大きさで、カップ内側がコーティングされているため、こびり付きなどの心配もありません。
STANLEYのキャンプクックセットは、焚き火で使ったかからススだらけになり、帰ってからのスス落としが大変でした。
シングルガスバーナー:
SOTO マイクロレギュレーターストーブ ウインドマスター SOD-310
バーナーパッド:
月川荘キャンプのまとめ
4月に入って少し暖かくなったこともあり、ハンモック泊でも寒くなく、寝心地も良かったので朝までぐっすり寝ることができました。
ハンモック泊は撤収も簡単で、テント泊より荷物を少なくできる点も良かったです。
ただし、テントとは違って設営の条件(ハンモックを吊るす必要がある)があるため、該当するキャンプ場が限られてしまうのは難点かもしれません。
また、荷物を置くスペースがあまり確保できないため、荷物を出し入れできる距離に車が止められるキャンプ場が良いかもしれません。
月川荘キャンプ場ですが、木々に囲まれた自然豊かなキャンプ場で、念願のハンモック泊デビューもでき、とても有意義な時間を過ごすことができました。
ちなみに月川荘キャンプ場のオートキャンプサイトですが、トイレが1つ(男女共用)しかなく、くみ取りだったので、女性や小さなお子さんは少し厳しいかもです。
撤収後、月川荘キャンプ場の近くにあるレトロな外観の玉川温泉によって、温泉に浸かって汗を流してから帰宅しました。
キャンプ場の近くに温泉があると便利ですよね♪