今回は、埼玉県飯能市にあるバーベキュースポットさつきでのキャンプレビューです。
私事ですが、2024年末ごろから登山を始め、一緒にキャンプをする友人とも低山ですが2回ほど登ったりしてます。
そんな中、登山とキャンプを一緒にできないかとの話になり、今回は登山後にキャンプできる場所を探してみました。
プランは車で移動して、AM中に登山を終えて温泉に入ってからキャンプ場へ向かうです。
3月になったとはいえ寒い日が続いており、2日目は雨予報でしたが、登山する日に雨が降らなければとのことで決行しました。
まだまだ寒さが残る中、体力の限界に挑戦するアラフィフ2人が春キャンプするお話です。
バーベキュースポット さつき
今回の目的が、登山をしてからキャンプをするなので、まずはアラフィフのオッサン2人が登れる低山を見つけることから始まります。
色々と探した結果、飯能市にある天覧山(てんらんざん)~多峰主山(とおのすやま)のルートを見つけました。


決め手は、登山口の近くにある飯能中央公園の無料駐車場が使えることです。
キャンプ場は以前、同じ飯能市にあるケニーズ・ファミリー・ビレッジに訪れたことがあり、その時に近くにあったバーベキュースポット さつきを思い出して予約しました。
ケニーズ・ファミリー・ビレッジでも紹介しましたが、アクセスは圏央道の狭山日高インターチェンジで高速を降りて、国道299号線から県道70号線(飯能下名栗線)を経て約40分くらいで到着できます。
今回は、登山終了後に飯能中央公園の無料駐車場から向かうことになり、そこからなら30分くらいで到着できます。
キャンプ場から車で15分くらいの場所にスーパー『エコス』があり、今回も食材やお酒などはコチラで調達しました。
エコス原市場店
所在地:埼玉県飯能市上赤工 峯ノ北32−1
途中の県道70号線(飯能下名栗線)沿いにはドラッグストアやコメリもあるので、忘れ物に気がついてもある程度は現地調達が可能です。
また、キャンプ場に向かう前に立ち寄った温泉は、キャンプ場から車で5分くらいの場所にある日帰り天然温泉「さわらびの湯」です。
さわらびの湯
所在地:埼玉県飯能市下名栗685
バーベキュースポット さつきの紹介
バーベキュースポット さつきは、その名の通りバーベキュー場なのですが、冬の期間だけキャンプ場としても運営されているようです。
今回はタイミングが良く、キャンプ場として利用できる最後の日でした。
※次にキャンプ場として利用できるのは12月頃
キャンプ場内は、区画サイトと河原にあるフリーサイト(さわがに)でエリアが2つに分かれてます。

予約したいわなサイト(7m×8.5m)は、電源付きで車の乗り入れがOK(1台のみで2台目からは場内の駐車場へ)なオートサイト(車中泊もOK)になります。
かじかサイト(5m×10m)も車の乗り入れは可能ですが、広さ的にいわなサイト(7m×8.5m)を選びました。
※かじかサイト(5m×10m)は区画内にテントも含め収まる範囲であれば駐車可能ですが車中泊はNG
ちなみに河原含む他のサイトは、サイト内への車乗り入れがNGのため、車で訪れた際は場内の駐車場に停める必要があります。
宿泊の場合、チェックインは13:00~17:00でチェックアウトは11:00までになります。
夏場はバーベキューのみになりますが、キャンプ場沿いに流れる入間川(上流は『名栗川』とも呼ばれる)で水遊びもできるようなので、子供連れでも楽しめそうです。
また、場内には手作りと思われるブランコとシーソーもありました。

バーベキュースポット さつきを利用するには事前の予約が必要となり、Web(なっぷ)から予約できます。
バーベキュースポット さつきの設備
バーベキュースポットさつきは入口が道路に面しており、キャンプ場に入ってすぐ管理棟がありました。

管理棟の正面にある仮駐車場に車を止めて受付をします。
受付は売店も兼ねており、薪や炭などキャンプで使用するもの以外に川辺で遊ぶシャボン玉や紙風船などもあるみたいです。
受付時に専用のゴミ袋を3枚渡されますので、帰る際に分別して受付前まで持っていけば処分していただけました。
※足りない場合には、1セット¥550で追加購入も可能
管理棟の左側にトイレとシャワー室があり、場内のトイレはコチラのみです。
トイレは男女別になっており、個室は洋式でキレイに清掃されていました。
しかしながら残念なのは、ウォシュレットが設置されていなかったことです。。。(便座は暖かくなるヤツでした)


管理棟の左に併設された流し台は屋根付きで、洗剤やスポンジなどは設置されておらず持参する必要があります。
※管理棟で洗剤やスポンジなどは販売しているよう


お湯は出ないのですが、管理人さんのご厚意で沸かしたお湯をヤカンに入れて置いてくれてたのは、大変ありがたかったっです。
また、食べ残しを流さないよう金属製の網が置いてありました。
自販機は管理棟の近くにあり、アルコール類はありませんでしたが、飲み物は夜中でも購入できそうです。

バーベキュースポット さつきの利用料金(1泊)※税込
・入場料:大人(中学生以上)880円/人、子ども(1歳~小6)440円/人
・区画使用料:6,270円(いわなサイト)
※今回の利用は2025年3月15~16日の1泊2日でしたが、曜日や時期により区画使用料は変わるようです。
今回は車1台、友人と2人でテント1張りだったため、合計で8,030円でした。
現金以外の支払いは、PayPayのみが使用可能でクレジットカード、電子マネー、PayPay以外のスマホアプリ(QRコード)決済などは使えないため、注意が必要ですね。
また、設内の自動販売機や温水シャワーは現金払いのみになるようです。
バーベキュースポット さつきの所在地
所在地:埼玉県飯能市下名栗115
公式サイト:バーベキュースポット さつき
バーベキュースポット さつきでの設営
天気予報では2日目が雨予報だったのですが、予報に反して登山後の温泉から出たタイミングで雨が降り出してきました。
今回は、久しぶりに雨の中で設営しなければなりません。
雨なので残念ながら焚き火は断念して、完全におこもりスタイルで過ごすことにしました。
設営したサイトの地面は石混じりの硬い土だったので、ペグはsnowpeak(スノーピーク)のソリッドステーク30cmを持ってきて正解です。
※単に車に積みっぱなしなだけなのですがね。。。(汗
バーベキュースポット さつきで設営したテントなど
今回、設営したテントはNaturehike(ネイチャーハイク) Dune7.6ドームテントになります。

キャンプで使うのは2回目なのですが、テントのサイズは320cm×240cmでかなり広く、天井も180cmと高いので幕内で立つことができます。
そして組み立てが一人でも簡単にできる点も魅力で、雨が降っている中での設営(ペグ打ち含む)も15分くらいで終わりました。
テント
Naturehike(ネイチャーハイク) Dune7.6ドームテント
今回はインナーテントを使わず、テントの中に2台のコットをL字型に配置して、空きスペースにテーブルを置いています。

コットを椅子代わりにしたおこもりスタイルの完成です。
雨キャンプでしたが、このテントのお陰で友人と2人でも快適に過ごせました。
テーブル
Alpen Outdoors(アルペン アウトドアーズ) アルミユニットテーブル88
コット
Helinox(ヘリノックス) タクティカルコット
そして寝袋は、最低気温が4℃くらいの予報だったのでコンフォート温度がマイナス4℃のダウンシュラフを持っていきました。
寝袋
BROOKLYN OUTDOOR COMPANY(ブルックリンアウトドアカンパニー)ダウンスリーピングバッグ 600g
一応、保険として寝袋と同じメーカーの薄型ワッフルフリース寝袋ライナーも使用しました。
BROOKLYN OUTDOOR COMPANY(ブルックリンアウトドアカンパニー)薄型ワッフルフリース寝袋ライナー
ここまですると逆に少し暑くて、夜中に目が覚めてしまいました。。。(汗
また、BOCの寝袋と一緒に使った寝床関連のギアについて以下の記事でも紹介しています。
バーベキュースポット さつきでのキャンプ飯
キャンプ場に到着して設営後の乾杯です。


今回は登山後のキャンプだったので、ブリの刺し身やメンマ・お新香など少し手を抜いた料理で宴のスタートです。
夕方になり、少し体も冷えてきたのでUNIFLAME(ユニフレーム)の焚き火鍋で湯豆腐を作り、その後きしめんを茹でました。
ある程度、お腹は満たせていたのですが、夜になって追加のアテが少し欲しくなり、牛カルビと牛タン(写真撮り忘れましたが。。。)をマルチグリドルで焼き、お酒も無くなったので初日は終了になります。


気がつけば350ml缶を1人で8本空けていたのは、ココだけの話です。。。
さて、2日目の朝は、定番になっているホットドックを作ります。
ジョンソンヴィルを茹でて、パンを少し焼きます。


毎回、キャンプの朝食でホットドックを食べていることもあり、マンネリ化しないようアレンジを加えるため、今回はチーズをのせてバーナーで炙ってみました。

少々手間は増えますが、美味しくいただけました♪
バーベキュースポット さつきで使ったクッカー類
バーベキュースポット さつきに持っていったクッカー類です。
今回のキャンプで初卸のギアはなく、これまで活躍していた一軍ギア達のみになりました。

今回は雨予報だったので、焚き火はしないことを想定してガスコンロを2台持っていきました。
ガスコンロ
Iwatani(イワタニ) タフまるジュニア
snow peak(スノーピーク) フラットバーナー
持っていったテーブルがIGT対応だったので、初めてsnow peak(スノーピーク) フラットバーナーをセットして使いましたが、なかなか良いですね♪
クッカー
UNIFLAME(ユニフレーム) 焚き火鍋18cm
最近のキャンプで定番になっているクッカーになります。
ソロやデュオキャンにちょうど良いサイズで、何かと重宝しています。
マルチグリドルパン(25cm)
ガスコンロで肉を焼く用に持ってきました。
表面にフッ素加工をしているので、焦げつかないから洗うのが楽で、コチラも重宝しています。
trangia(トランギア) ステンレスノブケトル 0.6L
朝食で飲むコーヒーやスープ用のお湯を沸かすために持ってきました。
0.6Lの容量なので、2人分のお湯を沸かすのに丁度よいサイズです。
バーベキュースポット さつきのまとめ
バーベキュースポット さつきは、スタッフの方々が親切で、とても暖かみのある良いキャンプ場でした。
無料で焚き火台を貸し出していただけると伺ったのですが、雨もあって焚き火は断念しました。
ちなみに使用後の焚き火台は、そのまま置いておけば翌日に灰の処理もしてくださるとのことです。
今回は雨予報だったため、利用者は我々のみだったこともあり、チェックアウト時間は気にせず天候を見ながら撤収して良いとお声がけいただきました。
キャンプ場の近くに民家はありますが、川沿いにサイトがあるためか思った以上に自然を感じらます。
川の流れる音は雨のためか気にならなかったのですが、対岸にある県道は夜中でも車が通るため、たまにウルサイ車が走ると気になることもありました。
また、あいにくの天気だったので星空が楽しめなかったことは残念でなりません。
でも登山の途中で雨に降られなかったのは不幸中の幸いでした。
撤収してバーベキュースポット さつきを後にし、改めて日帰り天然温泉「さわらびの湯」で汚れを落として今回のキャンプは終了になります。
今回は登山の後にキャンプをしたのですが、それほど高い山ではなかったこともあり、予想していたより筋肉痛や疲れはありませでした。
次の目標は、バックパックで電車移動して登山後にキャンプをする計画を立てたいと思っています。
それまでにもう少し身体を鍛えて、体力をつけなきゃですね。。。
最後に帰る道すがら、久しぶりにフライングガーデンでダブル爆弾ハンバークを堪能できたのも良い思い出ですw
