個人的なキャンプのメインシーズンですが、11月~3月くらいかな~と思っています。
理由として、気温が低い時期だと「虫が少ない」「焚き火が暖かい」「夜空の星が綺麗」な点などがあげられます。
しかしながら、冬場のキャンプでは寒さ対策が重要です。
そんな寒さ対策用の商品として、灯油ストーブ(石油ストーブ)で有名なアルパカストーブでおなじみの韓国メーカー「アルパカ(ALPACA)」から新しくUSB電気毛布「アルパカ プラス ウォーマー」が発売されました。
早速、商品を入手して実際にキャンプで使って感じたポイントを含めご紹介いたします!
※商品は、株式会社イルム様よりご提供いただきました。
アルパカ プラス ウォーマーの商品スペック
USB電気毛布「アルパカ プラス ウォーマー」ですが、韓国で6万枚以上売れた大人気のアイテムとのことです。
以下が商品スペックになります。
モバイルバッテリーを繋ぐことで、屋外でも電気毛布として使える点が最大の特徴になります。
カラーは4色展開
「アルパカ プラス ウォーマー」は、「ココアブラウン」「ガーデングリーン」「サンドベージュ」「ライトグレー」の4色展開です。
ナチュラルな色合いなので、キャンプなどアウトドアシーンにも溶け込み、違和感なく使えるのではないでしょうか。
付属品
「アルパカ プラス ウォーマー」は、本体である「電気毛布」の他に「収納ケース」「USB-Cケーブル(約150cm)」「端子カバー2個」と取扱説明書が付属しています。
付属している端子カバーは、あまり使う機会もないと思いますが、小さいので紛失してしまいそうです(汗
また、あたりまえですがモバイルバッテリーは別で用意する必要があります。
アルパカ プラス ウォーマーの特徴&メリット
実際に2024年11月のキャンプで「アルパカ プラス ウォーマー」を使用してみた感想を含め、特徴とメリットをお伝えいたします。
ちなみにキャンプ当日ですが、21時の時点で気温は4℃まで下がりました。
テストを兼ねて快適温度10℃の寝袋と「アルパカ プラス ウォーマー」を一緒に使ったところ、寒くて目が覚めることもなく朝までグッスリ快眠できました。
入力端子はUSB-C
「アルパカ プラス ウォーマー」は、モバイルバッテリーから簡単に電力供給ができ、屋外でも電気毛布として使える点がの最大の特徴です。
コンセントが不要なので、電源がないキャンプ場でも使うことができるのは、ありがたいですね。
しかも5Vの製品では最高レベルの暖かさを実現しているようで、12Wの低電力で長時間快適に使えるとのことです。
参考:https://alpaca-japan.co.jp/pages/detail-warmer
使用した際、本体とモバイルバッテリーをUSBコード(TypeC)で繋いだら電源が入りました。
もし、本体とモバイルバッテリーをUSBコード(TypeC)で繋いでも電源が入らない場合、USB-C端子を接続する「ALPACA+」のロゴ部分がスイッチになっているため、3秒間長押しすればOKです。
また、入力端子のある面にポケットが備わっているので、モバイルバッテリーなどを入れておくことも可能です。(30,000Ahのモバイルバッテリーくらいまで大きさ的に入ると思います)
ポケットにモバイルバッテリーを入れてしまうと重くなってしまって、使い方によっては邪魔になる場合もあります。
3段階で温度調整が可能
「アルパカ プラス ウォーマー」の温度設定は3段階の調整が可能で、USB-C端子を接続する「ALPACA+」のロゴ部分のスイッチを押すことで切り替わります。
電源がONになると「赤色(強)」になり、スイッチを一回押すごとに「青色(中)」→「緑色(弱)」→「赤色(強)」の順に変わります。
また、電源をOFFにする際はUSBケーブルを抜くか、スイッチを3秒間長押しすれば大丈夫です。
設定温度や10,000Ahのモバイルバッテリーを使用したときの使用時間などのスペックは以下のとおりです。
※モバイルバッテリーの状態や気温などにより使用時間は変わる場合があります。
温度 | 使用時間 | |
---|---|---|
赤色(強) | 55℃ | 3.5時間 |
青色(中) | 45℃ | 6時間 |
緑色(弱) | 38℃ | 9時間 |
ちなみに2024年11月のキャンプ(21時時点の気温が4℃)で使用したときのモバイルバッテリーは20,000Ahでしたが、赤色(強)の設定だと朝まで充電は持ちませんでした。(睡眠時間は約9時間)
※「高温モードで長時間使用しない」と商品タグに記載があったので自己責任で。。。
しかしながら、寒くて目が覚めることもなかったので、朝方までは暖かかったと思われます。
肌触りが良い
「アルパカ プラス ウォーマー」の生地は、フンワリとした柔らかな肌触りのマイクロ ベロア フリースで、暖かくリラックス感のある極上の触り心地です。
肌触りが良いこともありますが、中間層には防寒・防風性に優れたポーラー フリース生地を挟み込んだ3レイヤー構造になっており、一般的なフリースのブランケットよりも断熱効果が期待できそうです。
そのため、「アルパカ プラス ウォーマー」は電源を使わず、そのまま膝掛けとして使っても十分暖かくなるので、冬場のキャンプなど日中でも大活躍します。
サイズ感が良い
「アルパカ プラス ウォーマー」のサイズは600×900mmなので、就寝の際にコットやマットの上に敷いたり、寝袋の中へ入れることができます。
実際のキャンプでも足元が冷えることを予想して寝袋の中に入れて使用してみました。
また、日が暮れてから就寝までの寒さ対策として、キャンプ用の椅子にチェアカバーとしても使用できるサイズ感で重宝しました。
地べたスタイルの際は、下に敷いても使えるので、様々なシーンで活躍できると思います。
上記2枚の写真は、USB-C端子を接続する「ALPACA+」のロゴ部分が裏側になっています。
USB-C端子を接続する「ALPACA+」ロゴがある方が発熱面になるため、使用する際には表と裏の向きにご注意ください。
念のため、広げたときのサイズ感のイメージとして、2リットルのペットボトルと並べてみました。
付属する収納ケースに入れるとコンパクトになり、場所を取らないからキャンプ時の持ち運びにも良いです。
丸洗い可能
「アルパカ プラス ウォーマー」は洗濯ネットに入れることで、洗濯機で丸洗いすることができます。
キャンプなど外で使う場合、汚れることもあると思うので、丸洗いできるのは嬉しいですよね。
ただし、ドラム式の場合はUSB-C端子を接続するスイッチ部分が破損する恐れもあるとのことなので、注意してください。
色々と細かい注意点があるようなので、商品タグや説明書を読んでから洗ったほうが良さそうですね。
また、洗濯後は自然乾燥(直射日光を避ける)させて、USB-C端子にゴミが付着していないか確認してから使用するよう記載してました。
アルパカ プラス ウォーマーの気になった点
実際にキャンプでも使用してみた「アルパカ プラス ウォーマー」ですが、要望も含め少し気になった点もありました。
個人的にはデメリットに感じなかったのですが、気になる方もいらっしゃると思いますので紹介します。
600x900mmのサイズ
実際にキャンプで使った感想として扱いやすくて、ちょうど良いサイズでしたが、全身サイズが欲しい方は少し小さいと思われるかもしれません。
確かに一般的な電気毛布と比較すると小さい印象を受けると思います。
一般的な電気毛布ほどの大きさではなくても600x1,700mmくらいのサイズであれば、寝袋の下に敷くなどして全身を温めることもできるかもしれません。
しかしながら「サイズが大きくなる = 荷物が増える」なので、ここは一長一短あるのではないでしょうか。
また、ブランケットのように肩から掛けて上半身を包むみたいな使い方もサイズ的に厳しいです。
使用用途は限定されるものの手軽に寒さ対策をしたい方には、コンパクトに持ち運べるため良いサイズなのではないでしょうか。
価格が少し高い
「アルパカ プラス ウォーマー」は、Amazonや楽天市場などで見かける同じサイズのUSB電気毛布と比較すると価格が2倍以上します。(2024年11月時点の価格は14,980円)
もちろん、スペックや機能面で「アルパカ プラス ウォーマー」のほうが勝っている点も多々あり、一概に価格のみで比較するのは良くないのかもしれません。
この部分は、個々人でどの点に価値やメリットを見出すかによると思われます。
また、モバイルバッテリーも20,000Ah以上は必要になると思われるため、その分も費用がプラスされてしまいます。
コチラもポータブル電源を購入するより安価で用意できるので、この点を議論しても仕方ないかもしれませんね。
アルパカ プラス ウォーマーのまとめ
モバイルバッテリーで場所を選ばず気軽に使えるUSB電気毛布「アルパカ プラス ウォーマー」をご紹介しました。
実際にキャンプでも使用してみましたが、初秋から冬、春先まで3シーズンにわたって活躍できる防寒アイテムとして手放せないと思いました。
あまり荷物は増やしたくないけれど、冬キャンプの寒さ対策をしたい方にオススメではないでしょうか。
また、電源の有無に関わらず膝掛けやチェアカバー、敷き・掛け毛布としてなど使い勝手の良さからアウトドアシーンに限らず、自宅やオフィスなど様々な場所でも使えますので、是非チェックしてみてください。