ファームリゾート|鹿島灘が一望できる絶景スポットでデュオキャンプ

ファームリゾート アイキャッチ
キャンプ ブログ

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2月も後半になりましたが、まだまだ寒さは衰えずです。

最近は友人とのデュオキャンプがメインになっており、次回のキャンプ場の話題になりました。

山や市街地などにあるキャンプ場は訪れているのですが、海や湖が見えるところでキャンプしたことないね~って話に。。。

この寒い時期に水辺近くでのキャンプはチョット冒険ですが、探してみたら穴場のキャンプ場を発見しました!

『太平洋を思いっきり感じながらキャンプをお楽しみいただけます!』とのキャッチに惹かれて茨城県鉾田市にあるファームリゾートを予約です。

今回のテーマは眼下に広がる海を眺めながらのキャンプになります。

それでは、ファームリゾートでのキャンプレビューです。

ファームリゾート

ファームリゾートは2023年にオープンした茨城県鉾田市にある「鹿島灘」が一望できる立地の景観豊かなキャンプ場です。

車でのアクセスは、自宅(東京の東側)から到着まで2時間半くらいでした。

常磐道から友部ジャンクションで北関東自動車道に入り、水戸大洗インターチェンジから一般道に降ります。

高速を降りたら、そのまま国道51号を鹿島方面に南下して40分くらいで到着します。

多少のアップダウンはありますが、比較的ストレートな道だったので運転しやすかったです。

途中、海岸沿いを走るので天気が良ければ景色がサイコーだったかもしれません。(当日は雪混じりの雨でした。。。)

キャンプ場へ向かう国道51号沿いにはスーパーやコンビニ、ダイソーやコメリなどもあって食材や薪など現地調達でも問題ありません。

また、水戸大洗インターチェンジを一般道に降りて直ぐに『よってみっぺ!!さか天パーク』という地魚をあつかう市場がります。

よってみっぺ!!さか天パーク

所在地:茨城県水戸市大串町895

今回はコチラで魚介類を少々買い足しました。

最後に国道51号からキャンプ場に入る細い道に小さな案内の看板はあるのですが、少々分かりづらいので注意が必要です。(国道51号沿いにある「大洋ホーム」さん横の脇道に入る

脇道に入ってしまえば案内板があるので、それに従って進めば問題なくたどり着けると思います。

ファームリゾートの紹介

ファームリゾートは、オーナーが個人で運営する民設民営のキャンプ場です。

オーナーが1人で頑張って作っているため2023年のオープン以降も開拓は進めているようで、まだまだ発展しそうな印象を受けました。

ファームリゾートを利用するには事前の予約が必要となり、予約はWeb(なっぷ)のみになります。

チェックインは13時~17時でチェックアウトは11時までとなり、比較的のんびり撤収できます。

当日は少し早めに到着してしまったため管理人さんが見当たらず、電話して来ていただきました。

オーナーは農業もされてるようなので不在にしていることもあり、事前に伝えたチェックイン時間より遅れる場合などの連絡は必須ですね。

サイトは車が乗り入れできる区画されたオートサイト(16区画)と海に面した砂地のサイト(3~4区画??)があります。(砂地サイトも車の横付けはOK)

オートサイトの地面は土なのですが、海が見えないので景観を楽しみたい方は砂地サイトを選んだほうが良いでしょう。

逆に砂地サイトは波の音が聞こえますので、音が気になる方はオートサイトを選んだほうが良いかもしれません。

予約の際、場所の指定はできなかったのですが、当日空いているサイトから選ぶことができました。(たぶん、早いもの勝ちかな??)

今回は、まだ誰もチェックインしていなかったのでサイトは選びたい放題でした(笑

念のため、『管理事務所からのお願い』を写真に収めていたので貼っておきます。

ファームリゾート(管理事務所からのお願い)

ファームリゾートの設備

キャンプ場を入ってすぐに受付をする管理棟があります。

ファームリゾートの管理棟

管理棟で購入できるのは薪のみ(1,000円)で、レンタル品の用意などはなさそうな感じです。

また、場内には自動販売機もなかったので、飲み物の買い忘れは注意が必要です!

場内の施設は流し台とトイレ、シャワー室があります。

流し台は屋根付きで雨の日も安心です。

ファームリゾートの流し台(外観)

洗剤やスポンジ、タワシなども設置されていますが、お湯は出ません。

トイレとシャワー室は隣接されています。(左奥がトイレ、右手前がシャワー室)

ファームリゾートのトイレとシャワー室

トイレは2つあり男女兼用で、片方(入口の手前側)はウォシュレット(温水洗浄便座)が設置されていました。

ファームリゾートのトイレ入り口
ファームリゾートのトイレ

シャワー室も2つ設置されており、1回300円らしいのですが、今回は使用しなかったので支払い方法や利用時間などは不明です。

ファームリゾートのシャワー室(外観)
ファームリゾートのシャワー室入口

扉を開けると脱衣所があり、その横にシャワー室があります。

ファームリゾートのシャワー室(脱衣所)
ファームリゾートのシャワー室

また、シャンプーやリンス、ボディーソープなどは設置されていないため、利用される際はご自身で用意する必要があります。

シャワー室を利用される場合、管理人さんに声をかけたほうが良いのかもしれません。

必要最低限の設備になりますが、清掃が行き届いておりキレイに管理されている印象でした。

灰捨て場はあるのですが、ゴミは原則持ち帰りのためゴミ捨て場はありません。
※有料で引き受もしてくれるみたいです。

ファームリゾートの利用料金(1泊)※税込

・基本料金:3,000円(特定日は4,000円)
・入場料:大人1,500円/人、中学生~高校生500円/人

今回は友人と2名で利用したので、合計6,000円でした!

支払いは、「なっぷ」で予約した際にオンライン決済で済ませています。
※たぶん、現地で現金の支払いはできないかもしれません。

ファームリゾートの所在地

所在地:茨城県鉾田市台濁沢873
予約サイト(なっぷ):ファームリゾート

ファームリゾートでの設営

ファームリゾートの砂地サイト

今回、設営したのは砂地サイトです。

ファームリゾートの砂地サイトは区画で区切られていないため、フリーサイトに近いイメージですね。

高台にあるサイトから鹿島灘を一望できる絶景スポットでした!
※残念ながらチェックインした日は雨でした(汗

ファームリゾートのサイトから見る鹿島灘(雨の日)

翌日の朝、晴れたので景色のイメージが全然変わります。

ファームリゾートのサイトから見る鹿島灘(晴れた日)

ファームリゾートで設営したテントやタープなど

ファームリゾートで設営したテントとタープ

今回は雨が降っていたので、テントの入口側にDDタープ3x3mを張って前室代わりに使用できるスタイルにしました。

これでタープの下で雨を凌ぎながら過ごすことができます。

テントはOneTigris(ワンティグリス)のハンモックオーニングROCDOMUSホットテント2.0で、両端を直径32mmのポールを使ってで立ち上げています。

ファームリゾートで設営したテントとタープ(側面)

このテントは設営・撤収が楽で重宝しています。

コット2台入れて友人と過ごしたのですが、幕内が広いので他に荷物を入れるスペースがあるのも魅力です。

また、ファームリゾートの砂地サイトは地面が柔らかく、海からの強風を受けやすいため、スチール系かチタン系のペグ(30cmくらい)をオススメします。

今回の設営は、snowpeak(スノーピーク)のソリッドステーク30cmを使いました。

地面の状況によっては抜けにくくするため、場所によりペグを2本使ってクロス打ちもしています。

風でタープが飛ばされるのを防ぐためでもありますが、ペグが飛ばされるのが一番心配でした。

利用した日は強い北風で、テントの風上に生い茂っていた木が防風林のような役割を担ってくれたため、少し風が軽減されていたように思えます。

チェア:

Helinox(ヘリノックス) タクティカル スウィベルチェア

ファームリゾートで使用したHelinox(ヘリノックス) タクティカル スウィベルチェア

スウィベルチェアで使用したオプションは以下の記事でも紹介しています。

テーブル:

BAKKNEL(バクネル) フォールディング ウッドテーブル

デュオキャンプには最適な広さで、折り畳めるため持ち運びも便利です。

ストーブ:

KOVEA(コベア)CUBIC(キュービック)

日が暮れるにつれ、さすがに寒さが厳しくなったので幕内に移動しつつガスストーブを使って暖を取りました。

ファームリゾートで使用したKOVEA CUBICガスコンロヒーター
ファームリゾートのテント内で使用したKOVEA CUBICガスコンロヒーター

本来はテント内での使用はNGですが、完全に自己責任です。

もちろんテントの入口を開けて換気をしつつ、一酸化炭素チェッカーも使って事故対策をしております。

小型ながら幕内は暖かくなり、火力を最大にしてCB缶1本で3時間くらい使うことができました。

KOVEA(コベア)CUBIC(キュービック)について以下の記事でも紹介しています。

寝袋

BROOKLYN OUTDOOR COMPANY(ブルックリンアウトドアカンパニー)ダウンスリーピングバッグ 600g

今回、初卸の寝袋になります。

幕内の温度は3℃まで下がりましたが、寒さで目が覚めることはなく朝まで快眠できました。

BOCの寝袋と一緒に使った寝床関連のギアについて以下の記事でも紹介しています。

ファームリゾートでのキャンプ飯

風があり雨も降っていたため、当初予定していた焚き火はお預け。。。

砂地サイトは目の前が海なのもあって、風が強い日は多いみたいです。

そのため、今回の調理はガスがメインになりました。
※焚き火で調理をする予定でしたが、雨想定で念のためシングルガスバーナーを持ってきてよかった~(汗

まずは乾杯からの火を使わない定番の刺し身(アジのたたき)でスタートします。

ファームリゾートで食べたアジのたたき

さすがに寒いので体を暖めようと鴨鍋に移行です。

ファームリゾートで作った鴨鍋
ファームリゾートで食べた鴨鍋

もちろん鍋を食べ終えたら蕎麦を投入しちゃいました♪

その後、蛤の酒蒸しに進みます。

ファームリソゾートで食べた鴨鍋に入れた蕎麦
ファームリゾートで食べた蛤の酒蒸し

少し体が暖まったこともあり、焼き物の仕込みでニンニクに鶏皮を巻いて串を刺していきます。

ファームリゾートで仕込んだニンニクの鶏皮巻き
ファームリゾートで食べたニンニクの鶏皮巻き

軽く塩・コショウで味をつけてからマルチグリドルで焼きます。(すでにこの時は幕内に移動。。。)

中のニンニクに火を通すのが時間かかりましたが絶品でした!

その後は、タン塩・タレに漬け込んだハラミと焼きの連続です。

ファームリゾートで食べた牛タン
ファームリゾートで食べたハラミ

〆に『よってみっぺ!!さか天パーク』で買った牡蠣の蒸し焼きを食べて今夜はフィニッシュです!

ファームリゾートで食べた牡蠣

明けての朝食はカレーメシでした。

ファームリゾートの朝食(カレーメシ)

お湯を沸かすだけで手軽に用意できるため、キャンプの朝食で登場率が高いメニューになっています。

今回のキャンプ飯ですが、肉系と魚介系のバランスが良い割合ではなかったでしょうか。

ファームリゾートで使ったクッカー類

ファームリゾートに持っていったのは、スタッキングしやすいお気に入りのクッカー類がメインになりました。

クッカー

EVERNEW(エバニュー) 山岳飯盒弐型

中に色々とスタッキングできるので利用頻度が高めのギアになります。

BUNDOK(バンドック) ケトル

寒さ対策として焼酎のお湯割を飲むため、戦闘飯盒の中にスタッキングして持ってきました。

マルチグリドル(19cm)

たぶん最小のマルチグリドルではないでしょうか。

焦げ付きにくく、コンパクトで軽いためソロキャンプでも大活躍です!

EPI(イーピーアイ) アルミ6点食器セット

友人が持ってきたクッカーで、これで蛤の酒蒸しを作りました。

シングルガスバーナー

SOTO(ソト) FUSION(フュージョン)

マルチグリドルを使う前提で分離型をチョイスしています。

食器:

Boundless Voyage(バウンドレスボヤージュ) チタン シェラカップ(300ml+450ml 2点セット)

ハンドルが折り畳めてコンパクトに収納でき、注ぎ口が付いているのでお湯を沸かしてコーヒーなど入れるのにも便利です。

SEA TO SUMMIT(シートゥサミット) X-カップ

コンパクトに収納できる朝のコーヒーを飲む用のカップです。

ファームリゾートのまとめ

ファームリゾートで見た日の出

茨城県鉾田市にあるキャンプ場『ファームサイト』で、初めて目の前に海を見ながらキャンプができました。

眼下に広がる鹿島灘を眺めながらのキャンプは贅沢ですよね~♪

最初は雪まじりの雨も降っていたので予想以上に寒くなるのではないかと少し心配していましたが、無事に一夜を明かすことができてホッとしています。

ファームリゾートの天気と気温
キャンプ当日、現地の天気予報

22時くらいには雨が止み、翌朝は晴れていたのでキレイな日の出を見れたのは不幸中の幸いです。

雨は降っていましたがオーナーの人柄が感じられる素敵なキャンプ場で、とても楽しく過ごせました。

しかしながら、風が強くて焚き火ができなかったことが残念でなりません。

完全に炎分不足です。。。

ちなみにキャンプ帰りに立ち寄った温泉『潮騒の湯』ですが、露天風呂の前に海が広がってコチラも絶景でした。

所在地:茨城県東茨城郡大洗町大貫町256−25

また、キャンプ場からの帰りに水戸まで少し足を伸ばすと評価の高いラーメン屋さんがあるらしいので行ってみました。

麺屋むじゃきの看板

何処かで聞いたことあるような店名のラーメン屋さんでしたが、とても美味しかったです。

麺屋むじゃきの入口
麺屋むじゃきのラーメン
濃厚鶏白湯魚介系らーめん

所在地:茨城県水戸市東台1-5-31

キャンプで訪れた土地で、そのエリアでしか味わえない体験は素敵な思い出になります。

≪この記事を書いた人≫

ご~にぃ
2019年から本格的にキャンプを始めたアラフィフのオッサンキャンパーです。
東京の東側在住で、主に関東近郊エリアのキャンプ場を中心に遊んでいます。
月一程度のペースでキャンプに出かけ、訪れたキャンプ場は50箇所以上になります。
メインはソロキャンプですが、息子や友人とのデュオキャンプも楽しんでいます。

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