アルパカ ポップアップ式ワンタッチ陣幕をレビュー|おすすめポイントと気になった点

アルパカ プラス スクリーン アイキャッチ
キャンプギア

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最近のキャンプではテントの設営が面倒になっており、サイト内に車が停められる場合は車中泊がメインになっています。

しかしながら寝るときが車なだけで、食事をする際などは屋外の居住スペースが必要になります。

特に夏場など日差しが強い場合、日よけのタープなどがあると快適ですよね。

また、雨が降ったときなども車外でも濡れないスペースが必要です。

でもタープを張るとなると設営や撤収が面倒だったりします。。。(汗

そんな面倒くさがりな自分の要望に応えてくれる商品として、灯油ストーブ(石油ストーブ)で有名なアルパカストーブでおなじみの韓国メーカー「アルパカ(ALPACA)」から新しくポップアップ式ワンタッチ陣幕「アルパカ プラス スクリーン」が発売されました。

早速、商品を入手して実際にキャンプで使って感じたポイントを含めご紹介いたします!
商品は、株式会社イルム様よりご提供いただきました。

アルパカ ポップアップ式ワンタッチ陣幕とは?

その名前のとおり、ワンタッチで設営できる手軽さが売りです。

まずは、この商品の特徴を簡単に整理しておきましょう。

  • ポップアップ式で袋から出して広げるだけですぐに設営できる
  • コンパクトに収納できるから場所を取らない
  • プライベート空間や風除け、サイトの境界づくりに最適
  • カーサイドタープとしても使用可能
  • カラーやデザインはシンプルでキャンプサイトにも馴染みやすい

一般的な陣幕はポールを組み立て、布を張ってペグダウンするタイプが多く、設営に数分から十数分かかります。

以前、陣幕を持っていたのですが、慣れていなかったこともあって設営がとても手間で時間もかかった記憶があります。

キャンプ場で設営した陣幕

それに対し「アルパカ プラス スクリーン」は、まるでポップアップテントのようにパッと開いてサッと設置が可能です。

キャンプ初心者や設営に手間をかけたくない人にとって大きな魅力ではないでしょうか。

以下が商品スペックになります。

ポップアップ式ワンタッチ陣幕「アルパカ プラス スクリーン」
  • 本体サイズ:高さ140cmx幅140cm(展開時の幅は280cm)
  • 収納サイズ:105cm×15cm×15cm
  • 重量:5.2kg
  • 本体素材:TC(ポリエステル・コットン混紡素材)
  • 窓部分素材:TPU(熱可塑性ポリウレタン)

カラーは2色展開

「アルパカ プラス スクリーン」ですが、カラーバリエーションは「サンドベージュ」「オリーブクリーン」の2色です。

アルパカ プラス スクリーンのカラーバリエーション
出典:アルパカ プラス

ナチュラルな色合いなので、キャンプなどアウトドアシーンにも溶け込み違和感なく使えるのではないでしょうか。

付属品

「アルパカ プラス スクリーン」は、本体である「陣幕」の他に「収納バッグ」「ポール×3本」「ペグ×8本」「ロープ×5本」と取扱説明書が付属しています。

アルパカ プラス スクリーンの付属品
アルパカ プラス スクリーンの付属品(収納袋)

付属品それぞれを収納する袋も付いているのは嬉しいですね♪

ちなみに付属のポールは陣幕(風除け)として使用する際に必要となり、カーサイドタープとして使用する場合は、ご自身で設営に必要なポールを別で用意する必要があります。

アルパカ ポップアップ式ワンタッチ陣幕のおすすめポイント

2025年8月のキャンプで「アルパカ プラス スクリーン」を実際に使用してみた感想を含め、特徴やメリットをお伝えいたします。

今回はカーサイドタープとして使用しており、その点がメインの内容になる点、ご了承ください。

また、「アルパカ プラス スクリーン」はポップアップ式なので、袋から出して広げるだけでほぼ完成する点の説明は割愛させていただきます。

地面に置いて押し込むだけで写真のようにパッと展開します。

アルパカ プラス スクリーンの展開

詳しい設営方法についての説明は、公式サイトの動画をご確認ください。

TC素材でなので遮光性が高い

今回は真夏のキャンプだったので、日よけになるよう「アルパカ プラス スクリーン」をカーサードタープとして使ってみました。

アルパカ プラス スクリーンの設営

「アルパカ プラス スクリーン」は、素材が厚手でシッカリしているため遮光性も高く、日よけとして大活躍でした!

これまで使っていたタープの素材は、ポリエステルだったので遮光性はイマイチでしたが、さすがにTC素材は違います。

ちなみに今回の設営で車に取り付けるために使ったのは、キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)のカージョイントになります。

窓が付いている

TC素材なので遮光性に優れているものの、逆に日中など暗くなりすぎないようファスナーを開けて生地をロールすると窓が出てきます。

アルパカ プラス スクリーンの窓

窓は2箇所あり、景色も楽しめることができます。

また、窓部分は透明なTPU素材を使用しているため、雨が降っても中に降り込む事はありません。

逆にメッシュではないため雨の心配はないのですが、窓から風の通りは期待できません。

コンパクトに収納できる

「アルパカ プラス スクリーン」は、折りたたむと非常にコンパクトになり、付属品含め収納バッグにすべて収めることができます。

アルパカ プラス スクリーンの収納(付属品含む)
アルパカ プラス スクリーンの収納バッグ

「荷物をなるべく減らしたい」「ミニマルキャンプを目指したい」という方には、オススメできます。

大きさ的に車載は問題ないのですが、電車での徒歩キャンプやバイクキャンプで持っていくことは難しいのではないでしょうか。

アルパカ プラス スクリーンの収納バッグを担ぐ
出典:アルパカ プラス

アルパカ ポップアップ式ワンタッチ陣幕の気になった点

実際にキャンプでも使用してみた「アルパカ プラス スクリーン」ですが、要望も含め少し気になった点もありました。

個人的にはデメリットに感じなかったのですが、気になる方もいらっしゃると思いますので紹介します。

TC素材が故に重い

やはりポリエステル素材のタープと比較するとTC素材なので、重さを感じます。

カーサイドタープとして設営しましたが一人で行えたため、その点は問題なかったです。

今回は雨が降らなかったので気になりませんでしたが、濡れた後の重さや乾燥させるときの手間など考えるとTC素材なので一長一短あるかもしれません。

また、ポールもスチール製なのか収納バッグを持ったとき予想以上に重く感じました。

そのため、車でキャンプンに行かれる方は問題ないのですが、徒歩やバイクでキャンプに行かれる方には不向きかもしれません。

サイズが物足りないと感じる場合も

手軽さと携帯性を優先しているため、一般的な布製の大型陣幕と比べると高さや横幅は控えめです。

横幅が140cmなので、カーサイドタープとして使用する場合はサイズ的にソロ用になると思います。

今回の張り方もありますが、荷物を配置してみると2人が中に入るスペーズは厳しそうです。

アルパカ プラス スクリーン設営後のレイアウト①
アルパカ プラス スクリーン設営後のレイアウト②

ただし、下げた方もポールで持ち上げれば対面で2人は入れるのではないでしょうか。

アルパカ プラス スクリーンの設営パターン

出典:アルパカ プラス

畳みにくさに慣れが必要

ポップアップ製品全般に言えることですが、収納時の畳みにくさはデメリットの一つです。

展開するときは気にならなかったのですが、畳むときはチカラが必要になり、慣れるまではうまく畳めず、手間取ってしまうかもしれません。

説明書や動画を見ながら練習をすればコツはつかめると思いますが、初めて使う際は時間に余裕をもって片付けすることをオススメします。

アルパカ ポップアップ式ワンタッチ陣幕のまとめ

今回はカーサイドタープとして使用したため、本来の陣幕(風除け)としてのレビューは少ないのですが、「アルパカ プラス スクリーン」

  • 設営に時間をかけたくない人
  • コンパクトに収納できる陣幕を探している人
  • プライベート感を手軽に演出したい人

にピッタリなアイテムではないでしょうか。

ワンタッチで設営できる手軽さ、プライベート空間を確保できる便利さ、コンパクトな収納性とアウトドアを快適にする魅力が詰まっています。

また、カーサイドタープとしても使用できる汎用性も重要なポイントです。

しかしながら、コンパクトが故に大型サイズの陣幕を求める人には不向きかもしれません。

これから陣幕を探している方は、比較的手頃な価格なのでとりあえず試してみたいという場合、ぜひ選択肢のひとつとしてチェックしてみてください。

≪この記事を書いた人≫

ご~にぃ
2019年から本格的にキャンプを始めたアラフィフのオッサンキャンパーです。
東京の東側在住で、主に関東近郊エリアのキャンプ場を中心に遊んでいます。
月一程度のペースでキャンプに出かけ、訪れたキャンプ場は50箇所以上になります。
メインはソロキャンプですが、息子や友人とのデュオキャンプも楽しんでいます。

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