今回は、埼玉県飯能市にあるオートキャンプ場『ケニーズ・ファミリー・ビレッジ』でのキャンプレビューです。
12月の冬キャンプで河原サイトは少々冒険かと思いましたが、2024年を締めくくるキャンプのお話です。
ケニーズ・ファミリー・ビレッジ
ケニーズ・ファミリー・ビレッジは、埼玉県飯能市にある山と川に囲まれた里山にあるファミリー向けのオートキャンプ場です。
キャンプ場沿いには、透明度バツグンの入間川（上流は『名栗川』とも呼ばれる）がゆるやかに流れており、浅瀬なので夏場は水遊びもできるようです。
アクセスは圏央道の狭山日高インターチェンジで高速を降りて、国道299号線から県道70号線(飯能下名栗線)を経て約40分くらいで到着できました。
途中の県道70号線(飯能下名栗線)沿いにはドラッグストアやコメリもあったので、忘れ物に気がついてもある程度は現地調達が可能です。
また、キャンプ場から車で15分くらいの場所にスーパー『エコス』があり、今回の食材やお酒などはコチラで調達しました。
エコス原市場店
所在地：埼玉県飯能市上赤工 峯ノ北32−１
キャンプ場が近くなると案内の看板が立っていたので、迷わず到着することができました。
ケニーズ・ファミリー・ビレッジの紹介
ケニーズ・ファミリー・ビレッジは、小さい子どもがいても安心して利用できるキャンプ場ですが、カップルやソロキャンプで利用されている方も見かけました。（ペット連れもOKのようです）
サイトはすべて区画されており、一般サイトと河原サイトのエリアに分かれてます。
すべてのサイトは車の乗り入れ（1台のみで2台目からは場外駐車場へ）が可能です。
また、電源は一般サイトすべてに用意されてますが、河原サイトは電源の有り無しが選べます。
その他にバンガローもあり、レンタル品や管理棟での販売品も充実してました。
場内の中心に「あそびの広場」があり、滑り台などの遊具やボールの貸出し、室内の卓球場などがあって子ども連れでも楽しめるキャンプ場です。
キャンプインストラクターのスタッフも在中とのことで、初めてキャンプをされる方も安心して利用できるかもしれません。
ケニーズ・ファミリー・ビレッジを利用するには事前の予約が必要となり、Web（なっぷ）から予約できます。
宿泊の場合、チェックインは11：30～15：00でチェックアウトは10：30までとなります。
ケニーズ・ファミリー・ビレッジの設備
キャンプ場へ入ってすぐ左側に受付をする管理棟があります。
管理棟の正面にある仮駐車場に車を止めて受付をします。
管理棟は売店も兼ねているため、薪や炭の他にキャンプで必要な最低限のものが揃っていました。
管理棟の営業時間は17時までなのですが、飲み物は『あそび広場』の横に自販機があり、夜中でも購入できそうです。
また、受付時に指定のゴミ袋が2枚支給されるので、可燃ゴミと缶・瓶・ペットボトルなどの資源ゴミに分けて捨てることができ、チェックアウト時に管理棟へ持っていくことで無料で処分していただけます。
ちなみに3袋目からは有料で、不燃ゴミや粗大ゴミはお持ち帰りになるそうです。
トイレは男女別になっており、個室は洋式でしたが残念ながらウォシュレットはありませんでした。
トイレ横に洗面所が用意されており、コチラでもお湯が使えました。
今回は利用しませんでしたが、シャワー室も完備しています。
シャンプーやリンス、ボディーソープなどの設置は確認できませんでしたが、ドライヤーがありました。
流し台は屋根付きで、洗剤やスポンジなどは設置されておらず持参する必要はありますが、お湯が出る蛇口があったので冬場は特には助かりますね。
今回は利用しませんでしたが、場内にニジマスを釣れる池があり、餌の販売やレンタルの釣り竿があるので、気軽に釣り体験も楽しめます。
釣った魚は別料金になりますが、串打ち・塩振りや炭火塩焼きもお願いすることができるようです。
※平日の利用は、串打ち・塩振りのみ
ケニーズ・ファミリー・ビレッジの利用料金（1泊）※税込
・施設利用料：大人（中学生以上）880円/人、子ども（1歳～小6）440円/人
・サイト使用料：5,500円（河原サイト、電源なし）
※今回の利用は12月14～15日の1泊2日でしたが、時期によりサイト使用料は変わるようです。
今回は車1台と友人の2人でテント1張りだったため、合計で7,260円でした。
支払いは現金以外にもクレジットカード、電子マネー、スマホアプリ（QRコード）決済などが使えるようです。
ケニーズ・ファミリー・ビレッジの所在地
所在地：埼玉県飯能市上名栗3196
公式サイト：ケニーズ・ファミリー・ビレッジ
ケニーズ・ファミリー・ビレッジでの設営
今回、設営したのは河原サイト（電源なし）です。
目の前に入間川（上流は『名栗川』とも呼ばれる）の流れが見えるロケージョンの良い場所でした。
サイトの地面は石混じりの硬い土だったので、ペグはsnowpeak（スノーピーク）のソリッドステーク30cmを持ってきて正解だったと思います。
ケニーズ・ファミリー・ビレッジで設営したテントなど
今回も設営したテントはOneTigris(ワンティグリス)のハンモックオーニングROCDOMUSホットテント2.0で、両端を直径32mmのポールを使ってで立ち上げています。
友人と二人のキャンプだったので、テントの中にコットを2台入れています。
毎度ながら、このテントは設営・撤収が楽で重宝しており、壊れても同じモノを購入すると思います！
テーブル
Alpen Outdoors(アルペン アウトドアーズ) アルミユニットテーブル88
チェア：
Helinox(ヘリノックス) タクティカル スウィベルチェア
スウィベルチェアで使用したオプションは以下の記事でも紹介しています。
寝袋
BROOKLYN OUTDOOR COMPANY(ブルックリンアウトドアカンパニー)ダウンスリーピングバッグ 600g
寝袋の性能もあって今回は気温が0℃を下回る予報だったのですが、寒さで目が覚めることはなく朝まで快眠できました。
BOCの寝袋と一緒に使った寝床関連のギアについて以下の記事でも紹介しています。
ケニーズ・ファミリー・ビレッジでのキャンプ飯
設営が完了したのが14時ごろだったので、そこから刺し身をアテに宴のスタートです。
その後、最近のキャンプでお気に入りな炭火焼きを開始しました。
牛タンのねぎ焼きから玉ねぎのスライスと順に焼いていきます。
玉ねぎですが、最近外せないメニューになりました。
次は、ネギの豚バラ巻き、鶏の手羽中に続きます。
昼飲みの締めは牛の中落ちバラカルビと牛のササバラをやきました。
牛のササバラって初めて食べましたが、赤みのバラ部分になるらしく、脂は少なめなのに柔らかくて美味しかったです。
明るいうちに炭火焼きが完了しましたが、日が暮れて少し寒くなってきたので、ビールからホットワインに切り替えました。
そのタイミングで、熱源を『火消しつぼになる七輪』から『まるジュニア』に替えます。
初めてホットワインを飲みましたが、冬のキャンプにはサイコーですね♪
夜の部はアヒージョからの牛肉のしゃぶしゃぶで締め括ります。
流石に食べすぎた感もありますが。。。
翌日の朝食ですが、ジョンソンヴィルをボイルしてパンに挟んでホットドックにしました。
恒例になりつつありますが、タップリのケッチャプとマスタードで毎回堪能しています♪
ケニーズ・ファミリー・ビレッジで使ったクッカー類
ケニーズ・ファミリー・ビレッジに持っていったクッカー類です。
今回も前回のキャンプから使っている尾上製作所(ONOE)の 『火消しつぼになる七輪』が大活躍です！
今回は炭火焼きが調理のメインだったので、ガスコンロも持っていきました。
クッカー
CAMPING MOON（キャンピングムーン）シリコーンリッド
今回、初卸でしたがシェラカップをケトル代わりに使える便利ギアでした。
UNIFLAME（ユニフレーム） 焚き火鍋18ｃｍ
ソロやデュオキャンにちょうど良いサイズの鍋で、直火・ガス両方ともOKだから使いやすかいです。
付属する木の蓋ですが、Amazonのレビューを見て別のアルミの蓋に替えています。
ケニーズ・ファミリー・ビレッジのまとめ
ケニーズ・ファミリー・ビレッジをチェックアウトした後、車で5分くらいの場所にある日帰り天然温泉「さわらびの湯」に立ち寄って汗を落としました。
さわらびの湯公
所在地：埼玉県飯能市下名栗685
温泉を出た後、観光がてら近場にある名栗湖（有間ダム）まで足を伸ばし、帰り途中の飯能駅近くにあるラーメン屋さん『きなり』で昼食を取って帰宅となりました。
中華そば きなり
所在地：埼玉県飯能市柳町7-9 誉田ビル 1F
今回は土日だったので、お子さん連れのキャンパーさんが多かったこともあり、安心して利用できるキャンプ場だと感じました。
逆にシッポリと静かにキャンプを楽しみたい方は平日に訪れたほうが良いかもしれません。
今回、冬の河原サイトでのキャンプでしたが、朝起きるとペットボトルの水が凍っており、気温が下がったことが伺えます。
しかしながら、寒さ対策も万全だったので、楽しく過ごすことができました。
また、目の前に流れる入間川（上流は『名栗川』とも呼ばれる）は、穏やかで浅瀬とのこともあり、寝ていても音など気になりませんでした。
少々食べすぎた感もありますが、これで無事に2024年のキャンプは締められました。